2025-11-222025-10-09 by BOOKSTORE CLERK JP / EN Home > Audiobook JP 夢十夜 第九夜 【日本近代文学名作選 (52)】 夏目漱石 朗読 長尾奈奈 配信サイト audiobook.jp Google play Apple Books 内容紹介 夏目漱石(慶応3年 – 大正5年)による短編小説「世の中が何となくざわつき始めた。今にも戦争が起りそうに見える。焼け出された裸馬が、夜昼となく、屋敷の周囲を暴れ廻ると、それを夜昼となく足軽共が犇きながら追かけているような心持がする。それでいて家のうちは森として静かである。家には若い母と三つになる子供がいる。父はどこかへ行った。父がどこかへ行ったのは、月の出ていない夜中であった。床の上で草鞋を穿いて、黒い頭巾を被って、」ーー 詳細 著者:夏目漱石朗読:長尾奈奈制作:声の書店協力:株式会社 仕事再生時間:販売開始日:2025/ *聴き方、販売価格、購入方法、決済方法などは、各配信サイトにてご確認ください。 著者について 夏目漱石慶応3年(1867)- 大正5年(1916)江戸牛込馬場下(現、東京都新宿区喜久井町)生まれ。本名、金之助。帝国大学英文科卒業後、松山中学、第五高校で英語教師を経て、英国に留学。帰国後、東大講師となる。明治38年(1905)、『吾輩は猫である』で文壇に登場。『坊つちやん』『草枕』『三四郎』『それから』『門』『彼岸過迄』『行人』『こゝろ』『道草』『明暗』等、多くの傑作を執筆。近代日本を代表する文学者。