2025-10-092025-09-28 by BOOKSTORE CLERK JP / EN Home > Audiobook JP 夢十夜 第二夜 【日本近代文学名作選㊺】 夏目漱石 朗読 長尾奈奈 配信サイト audiobook.jp Google play Apple Books 内容紹介 夏目漱石(慶応3年 – 大正5年)による短編小説「こんな夢を見た。和尚の室を退さがって、廊下伝いに自分の部屋へ帰ると行灯がぼんやり点っている。片膝を座蒲団の上に突いて、灯心を掻き立てたとき、花のような丁子がぱたりと朱塗の台に落ちた。同時に部屋がぱっと明かるくなった。襖の画は蕪村の筆である。黒い柳を濃く薄く、遠近とかいて、寒そうな漁夫が笠を傾けて土手の上を通る。床には海中文殊の軸が懸っている。焚き残した線香が暗い方でいまだに臭っている。広い寺だから森閑として、人気がない。」ーー 詳細 著者:夏目漱石朗読:長尾奈奈制作:声の書店協力:株式会社 仕事再生時間:販売開始日:2025/ *聴き方、販売価格、購入方法、決済方法などは、各配信サイトにてご確認ください。 著者について 夏目漱石慶応3年(1867)- 大正5年(1916)江戸牛込馬場下(現、東京都新宿区喜久井町)生まれ。本名、金之助。